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【節約】新幹線で遠くの駅まで安く乗る方法

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特定特急券を応用

新幹線の自由席で隣りの駅まで行く場合に特定特急券というものがあり、割安に乗車できる制度があります。(特定特急券についてはこちらで解説しています。)

特定特急券を応用して遠くの駅まで安く乗ることができる方法を紹介します。

メリット

・乗車する当日でも利用可能

・自由席を利用するので指定席の予約が不要

2つ先の駅まで行く場合

2つ先の駅、つまり「隣りの隣り」の駅まで乗車することになります。

【福島から仙台】まで乗車

自由席の特急券は福島から仙台まで通しではなく、「福島から白石蔵王」と「白石蔵王から仙台」に分けて買う必要があります。

仙台白石蔵王
福島1,870円880円
白石蔵王880円

・福島から仙台までの通しの料金は1,870円
・福島から白石蔵王と白石蔵王から仙台に分けた料金は880円×2=1,760円

分けて購入した場合には110円安く買うことができました!

管理人も過去に利用したことがありお財布に優しい結果となりました。

3つ先の駅まで行く場合

隣接していない駅間に設定されている区間

例外として隣接していない駅間でも設定されている区間があります。
元々は隣接していた駅間に新しい駅が開業した場合が該当します。

路線名区間区間内の途中駅
東北新幹線東京~大宮上野
古川~一ノ関(※1くりこま高原
一ノ関~北上(※1水沢江刺
北上~盛岡(※1新花巻
上越新幹線熊谷~高崎本庄早稲田

※1 〔はやぶさ〕・〔はやて〕・〔こまち〕は全車指定席ですが、仙台~盛岡間の途中駅に停車する列車に限って停車駅相互間を利用する場合に自由席特急券で普通車を利用可能。(仙台~盛岡間に停車しない場合は指定席券が必要)
ただし、指定席券を持った乗客が来た場合は座席の移動が必要になります。

【大宮から高崎】まで乗車

大宮から高崎間の途中駅は熊谷と本庄早稲田の2駅あります。

特定特急券が買える区間は
1.「大宮~熊谷」
2.「熊谷~本庄早稲田」
3.「本庄早稲田~高崎」
4.「熊谷~高崎」
の4つあります。

大宮~高崎間の特定特急券設定区間

自由席の特急券は大宮から高崎まで通しではなく、「大宮から熊谷」と「熊谷から高崎」に分けて買う必要があります。(1と4の組み合わせ)

高崎本庄早稲田熊谷
大宮1,870円1,870円880円(1)
熊谷880円(4)880円(2)
本庄早稲田880円(3)

・大宮から高崎までの通しの料金は1,870円
・大宮から熊谷(1)と熊谷から高崎(4)に分けた料金は880円×2=1,760円

分けて購入した場合には110円安く買うことができました!

注意すること

紙のきっぷで利用する

安く乗るための前提条件として乗車前に「紙のきっぷ」が必要にあります。

▼乗車時に必要なもの
・乗車券(利用する全区間が含まれているもの)
・特急券(分割した区間のもの)

最低でも3枚必要になりますが、新幹線自動改札機にまとめて投入することができます。

交通系ICカードでのサービス(新幹線eチケットサービス、タッチでGo!新幹線)ではこの方法は使えません。(※2

※2 運賃と特急料金の合計額が引き去られるため

山形新幹線(福島~新庄)・秋田新幹線(盛岡~秋田)では使えない

山形新幹線(福島~新庄)・秋田新幹線(盛岡~秋田)は別の特急料金が設定されているためこの方法が使えません。

乗車する区間分を買ったほうが安くなります。

まとめ

少しでも安く新幹線に乗る方法を紹介いたしました。

上手に利用すると意外と安く新幹線に乗ることができますのでぜひ利用してみてください。