はじめに
2024年4月1日からJR東日本の駅に設置してある「指定席券売機」で切符の払戻しができるようになりました。
本記事では管理人が実際に操作した経験も含めた指定席券売機での切符の払戻し完全ガイドです。
指定席券売機とは?
新幹線・特急の特急券や乗車券などをみどりの窓口に行かなくても買うことができる券売機です。
券売機コーナーで見かけたことがあるかもしれませんが、操作画面の周りが紫色になっている下の画像の券売機です。
払戻しができる切符、できない切符
一例ですがこちらのホームページに記載があります。⇒ https://media.jrenet.jp/articles/1190
払戻しができる
基本的にはJR各社の窓口や指定席券売機で購入・発券した青色(水色)の切符が対象です。
乗車日前日までの乗車券・在来線特急券などです。(新幹線特急券は乗車日当日まで可)
現金だけではなくクレジットカードで購入した切符も払戻しできます。
払戻しができない
払戻しができない切符は以下のとおりです。
乗車日当日になると払戻しができなくなります。
列車の運休や新幹線・特急列車等の2時間以上遅延等を理由とする払戻しは、駅係員または話せる指定席券売機のオペレーターの対応になります。
指定席券売機で払戻しをすると所定の手数料が発生します。
払戻手数料
切符の払いもどしには手数料がかかります。
払戻手順
払戻手順が確認できるホームページです。⇒https://media.jrenet.jp/articles/1190
こちらのページ内の『払いもどしの操作方法を紹介します!』に詳しく記載しています。
実際に操作してみた!
少しイレギュラーな条件入れて実際に払い戻しを体験してみました。
切符の種類 | 乗車券(490円、乗車日は2024年7月7日で予約) |
購入場所 | えきねっとで予約、指定席券売機で受け取り |
購入手段 | デビットカード(VISA) |
購入日 | 2024年6月7日 |
払戻日 | 2024年6月14日 |
その他 | 切符を受け取った駅とは違う駅で払戻 |
払戻手順どおりに操作して問題なく完了できました。
デビットカードの入出金明細です。
先に払戻手数料を支払ったあとに代金を払い戻すという順番になっています。
そのため、払戻手数料の領収書が発行できます。(領収書が必要な場合は「領収書」ボタンを選択する必要あり)
【実際に操作した感想】
クレジットカードで購入した乗車券を払戻してみた感想です
①払戻完了までの時間
約5分ほどで完了しました
②操作中、少し時間がかかる手順がある
・操作方法【STEP3】のクレジットカードを券売機に入れてから認識されるまで
・操作方法【STEP6】のクレジットカードの暗証番号を入力してから払戻完了するまで
正確に時間を測っていませんが約1分くらい待っていました
操作して気付いた点
実際に操作して気付いた点です。
①デビットカードの残額に注意!
銀行口座の残高が利用可能額になっており、先に手数料を支払ってから払戻すという手順のため、払戻手数料に相当する残高(最低220円)がないと払戻できない。
これはレアなケースなのでめったに遭遇することはないでしょう。
管理人は最初に操作しようとしてこのケースに遭遇しました。(銀行からの取引不能メールが来て原因がわかりました)
②領収書の発行は任意
領収書は自動的には発行されません。
必要な場合は、操作方法【STEP6】のクレジットカードの暗証番号を入力後、画面に表示される「領収書」ボタンを選択する必要があります。
まとめ
JR東日本の指定席券売機で切符の払い戻し完全ガイドをまとめました。
券売機で払戻せる切符は混雑みどりの窓口に行かなくても良くなったので、機会があった際にはぜひお試しください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。