この記事でわかること
東海道新幹線(東京~新大阪間)「こだま」には、すべての列車に座席指定が不要な自由席が設定がされています。
東海道新幹線「こだま」は自由席が多く、16両編成のうち基本的には「1~6・13~16号車」の10両に設定されています。
この記事では、東海道新幹線「こだま」の自由席がある号車を調べることができるようにまとめました。
東海道新幹線「こだま」の自由席が何号車にあるかを調べるときにご利用ください。
また、「こだま」をお得に利用できる方法も紹介しております。
運転区間・停車駅
運転区間
東海道新幹線「こだま」は「東京~新大阪」で運転されています。
「東京~新大阪」全区間のほか、一部の区間を運転する「こだま」も運転されています。
停車駅
東海道新幹線「こだま」は「東京~新大阪」のすべての駅に停車します。
東海道新幹線「こだま」の停車駅は下記のとおりです。
■東海道新幹線「こだま」停車駅
東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪
列車別一覧表
使用されている車両は、「N700系」と「N700S系」の16両編成です。
東海道新幹線「こだま」の自由席は、基本的には【1~6・13~16号車】に設定されています。
『1号車は新大阪寄りの先頭車両』と覚えておくとわかりやすいと思います。
グリーン車指定席(8~10号車)以外は列車・曜日によって指定席や自由席に変更される場合があります。
下り(新大阪方面)
号数 | 自由席 | 始発駅 | 終着駅 |
こだま761 | 1~6・ 13~16号車 | 名古屋 6:51 | 新大阪 7:51 |
こだま763 | 1~6・ 13~16号車 | 静岡 6:02 | 新大阪 8:09 |
こだま765 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 三島 6:14 | 新大阪 8:57 |
こだま767 | 1~6・ 13~16号車 | 三島 6:51 | 新大阪 9:51 |
こだま701 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 6:30 | 名古屋 9:06 |
こだま703 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 6:57 | 新大阪 10:51 |
こだま705 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 7:27 | 名古屋 10:06 |
こだま707 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 7:57 | 新大阪 11:51 |
こだま709 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 8:27 | 名古屋 11:06 |
こだま711 | 1~6・ 15~16号車 | 8:57 | 新大阪 12:51 |
こだま713 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 9:27 | 名古屋 12:06 |
こだま715 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 9:57 | 新大阪 13:51 |
こだま717 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 10:27 | 名古屋 13:06 |
こだま719 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 10:57 | 新大阪 14:51 |
こだま721 | 1~6・ 15~16号車 | 東京 11:27 | 名古屋 14:06 |
こだま723 | 【平日】 1~6・ 14~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 11:57 | 新大阪 15:51 |
こだま725 | 【平日】 1~6・ 14~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 12:27 | 名古屋 15:06 |
こだま727 | 【平日】 1~6・ 14~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 12:57 | 新大阪 16:51 |
こだま729 | 【平日】 1~6・ 14~16号車 【土休日】 1~6・ 15~16号車 | 東京 13:27 | 名古屋 16:06 |
こだま731 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 13:57 | 新大阪 17:51 |
こだま733 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 14:27 | 名古屋 17:06 |
こだま735 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 14:57 | 新大阪 18:51 |
こだま737 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 15:27 | 名古屋 18:06 |
こだま739 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 15:57 | 新大阪 19:51 |
こだま741 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 16:27 | 名古屋 19:06 |
こだま743 | 1~6・ 14~16号車 | 東京 16:57 | 名古屋 19:37 |
こだま745 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【平日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 17:27 | 名古屋 20:06 |
こだま747 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 17:57 | 名古屋 20:37 |
こだま749 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 18:27 | 名古屋 21:06 |
こだま803 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 18:36 | 三島 19:29 |
こだま751 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 18:57 | 名古屋 21:36 |
こだま753 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 19:27 | 名古屋 22:04 |
こだま805 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 19:36 | 三島 20:29 |
こだま755 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 19:57 | 新大阪 23:39 |
こだま757 | 【平日】 1~6・ 13~16号車 【土休日】 1~6・ 14~16号車 | 東京 20:27 | 名古屋 23:13 |
こだま807 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 20:51 | 三島 21:44 |
こだま809 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 21:15 | 静岡 22:36 |
こだま811 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 21:45 | 浜松 23:25 |
こだま813 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 22:12 | 静岡 23:22 |
こだま815 | 1~6・ 13~16号車 | 東京 22:48 | 三島 23:39 |

上り(東京方面)

自由席の編成表
1~6・13~16号車が自由席
下り (新大阪方面) | こだま761・こだま763・こだま765(平日)・こだま767・こだま701(平日)・こだま705(平日)・こだま745(平日)・こだま747(平日)・こだま749(平日)・こだま803・こだま751(平日)・こだま753(平日)・こだま805・こだま755(平日)・こだま757(平日)・こだま807・こだま809・こだま811・こだま813・こだま815 |
上り (東京方面) | こだま800・こだま802・こだま804・こだま808・こだま812(土休日)・こだま814(土休日)・こだま816・こだま818・こだま820・こだま700(平日)・こだま822・こだま754(平日)・こだま760(平日)・こだま762(平日)・こだま764(平日)・こだま766(平日)・こだま768(平日) |

1~6・14~16号車が自由席
下り (新大阪方面) | こだま723(平日)・こだま725(平日)・こだま727(平日)・こだま729(平日)・こだま731・こだま733・こだま735・こだま737・こだま739・こだま741・こだま743・こだま747号(土休日)・こだま749号(土休日)・こだま751号(土休日)・こだま753号(土休日)・こだま755号(土休日)・こだま757号(土休日) |
上り (東京方面) | こだま700(土休日)・こだま702・こだま704(平日)・こだま706(平日)・こだま708(平日)・こだま710(平日)・こだま712(平日)・こだま714(平日)・こだま716(平日)・こだま718(平日)・こだま720(平日)・こだま722(平日)・こだま724(平日)・こだま726(平日)・こだま728(平日)・こだま736(平日)・こだま738(平日・こだま740(平日)・こだま742(平日)・こだま754(土休日)・こだま760(土休日)・こだま762(土休日)・こだま764(土休日)・こだま766(土休日)・こだま768(土休日) |

1~6・15~16号車が自由席
下り(新大阪方面) | こだま765(土休日)・こだま701(土休日)・こだま703(土休日)・こだま705(土休日)・こだま707・こだま709・こだま711・こだま713・こだま715・こだま717・こだま719・こだま721・こだま723(土休日)・こだま725(土休日)・こだま727(土休日)・こだま729(土休日) |
上り(東京方面) | こだま704(土休日)・こだま706(土休日)・こだま708(土休日)・こだま710(土休日)・こだま712(土休日)・こだま714(土休日)・こだま716(土休日)・こだま718(土休日)・こだま720(土休日)・こだま722(土休日)・こだま724(土休日)・こだま726(土休日)・こだま728(土休日)・こだま730・こだま732・こだま734・こだま736(土休日)・こだま738(土休日)・こだま740(土休日)・こだま742(土休日)・こだま744・こだま746・こだま748・こだま750・こだま752 |

1~7・11~16号車が自由席
下り(新大阪方面) | 該当列車無し |
上り(東京方面) | こだま806・こだま810・こだま812(平日)・こだま814(平日) |

車内設備
N700系/N700S系(16両編成)
普通車自由席、普通車指定席、グリーン車があります。
1~7・11~16号車は普通車で、8~10号車はグリーン車です。
【モバイル用コンセントの設置】
■N700系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:窓側席と最前部・最後部の座席
■N700S系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:全席
S Work車両
7号車が指定席の場合は、ビジネスパーソン向け「S Work車両」です。
3人掛け席のうち、6A~10Cは、B席にパーティションを設置した「S WorkPシート」です。
「S WorkPシート」のご利用には追加額が必要です。
「S WorkPシート」の利用には、普通車指定席の値段に1,200円が追加で必要です。
※2025年5月15日(木)乗車分(4月15日(火)10時より発売開始)からは追加額が2,000円に変更されます。
ビジネスブース(N700S系のみ)
N700S系の7号車には「ビジネスブース」(有料・7号車利用の方専用のワーキングスペース)が設置されています。
設置場所は7号車と8号車の間のデッキ部です。
■ご利用方法・時間・料金などの詳細⇒《JR東海ホームページ》(https://railway.jr-central.co.jp/business-booth)でご確認ください。
■ビジネスブース搭載列車(N700S系)の運行予定⇒《本日の”N700S”運行予定・設備のご案内》(https://railway.jr-central.co.jp/pwd/_pdf/N700S.pdf)
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▼東京~名古屋間の料金比較(普通車利用)▼
座席種別 | 料金 |
ぷらっとこだま | 8,810円 |
自由席 | 10,560円(特急料金4,180円) |
指定席 | 11,090円(特急料金4,710円) |
■普通車利用の場合、通常料金の自由席よりも【1,750円】もお安く(約15%割引)利用することができます!
▼東京~名古屋間の料金比較(グリーン車利用)▼
座席種別 | 料金 |
ぷらっとこだま | 9,720円 |
グリーン車 | 14,750円(特急料金8,370円) |
■グリーン車利用の場合、通常料金のグリーン車よりも【5,030円】もお安く(約35%割引)利用することができます!
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乗車には自由席特急券が必要
自由席に乗車するためには、乗車券に加えてオプションとして『自由席特急券』や『特定特急券』が必要です。
自由席特急券の特徴
自由席特急券は座席が自由に選べる、という特徴がありますがそれ以外のメリット・デメリットをまとめました。
自由席特急券のメリット
自由席特急券のメリットです。
①指定席特急券(通常期)から『530円引き』
②有効期間開始日の自由席がある列車はどれでも乗車できる
③自由席車両の好きな座席に座れる
①例えば「東京~新大阪」の場合、指定席特急料金(通常期・片道)は『5,490円』ですが、自由席特急券は『4,960円』となります。
往復の場合は『1,060円』とかなりお得になります。
なお、指定席特急券と異なり、毎日同じ値段です。
②乗車する日に有効な自由席特急券をお持ちであれば、「ひかり」以外にも「こだま」や「のぞみ」の自由席に乗車することができます。ただし、自由席特急券に記載されている区間に限ります。
③座席位置は指定されないので、『自由席』と表示された号車内の好きな座席を選ぶことができます。
自由席特急券のデメリット
自由席特急券にもデメリットはあります。
①必ずしも着席できるとは限らない
②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などは「のぞみ」の自由席が無くなる
①好きな座席位置を選べる反面、空席が無いと着席することができずにずっと立ちっぱなしになる可能性もあります。
②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの混雑する時期は「のぞみ」は全車指定席となり、自由席車両が無くなります。
これらの時期に自由席特急券を利用する場合は「ひかり」「こだま」の自由席を利用するか、あらかじめ指定席の予約をおすすめします。
特定特急券とは?
自由席に乗れる特急券を買った時、きっぷに『特定特急券』と記載されているのをご覧になったことがある、という方もいらっしゃると思います。
『特定特急券』とは、自由席特急券と効力は同じで、隣接する新幹線駅同士で自由席を利用する場合に必要なきっぷで割安に設定されています。
東海道新幹線では『870円』で買うことができます。
ただし、「新横浜~小田原」と「米原~京都」は距離が離れているため『990円』と値段が異なっています。
隣接していない駅同士でも特定特急券が使える
実は、隣接していない駅同士でも特定特急券が使える区間があるのです。
「東京~(品川)~新横浜」「三島~(新富士)~静岡」「静岡~(掛川)~浜松」「豊橋~(三河安城)~名古屋」の区間が該当し、これらの区間の特定特急券は『990円』です。
これらは、東海道新幹線の開業時はもともと隣の駅だったけど、あとから駅ができたため隣の駅ではなくなってしまった区間です。
上記の()の駅があとから出来た駅です。
2駅乗るけど1駅分の特急料金で済むのでお得ですね。
特定特急券で「浜松~名古屋間」を安く乗る
「ひかり」「こだま」の自由席限定ですが、この特定特急券を組み合わせることで、通しで買うより安く乗れる区間が出てくるのです。
それは、「浜松~名古屋間」です。
この区間内の駅は「浜松~豊橋~三河安城~名古屋」があり、「浜松~豊橋」と「豊橋~(三河安城)~名古屋」に分割して特定特急券を購入します。
「浜松~豊橋」は『870円』、「豊橋~(三河安城)~名古屋」は『990円』で合計『1,860円』となります。
「浜松~名古屋間」の自由席特急券を通しで買うと『2,530円』なので『670円』も安くすることができます。
乗車券も含んだ分割購入と通しで購入した場合の比較表です▼
きっぷの種類 | 分割購入 | 通しで購入 |
乗車券 | 1,980円 | 1,980円 |
特急券 | 1,860円 【特定特急券】 《浜松~豊橋》 870円 《豊橋~(三河安城)~名古屋》 990円 | 2,530円 【自由席特急券】 《浜松~名古屋》 |
合計 | 3,840円 | 4,510円 |
「乗車券」+「浜松~豊橋の特定特急券」+「豊橋~名古屋の特定特急券」の3枚をまとめて自動改札機に入れて通ることができます。
ちなみに、この方法は紙のきっぷでしかできないので券売機できっぷを購入する必要があります。(EX予約・スマートEXは不可)
関連記事
東海道新幹線「のぞみ」の自由席がある号車

東海道新幹線「ひかり」の自由席がある号車

山陽新幹線「こだま」の自由席
山陽新幹線(新大阪~博多)間の「こだま」の自由席がある号車を調べることができます。

まとめ
東海道新幹線「こだま」(東京~新大阪間)の自由席が何号車に設置されているかまとめました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
改訂履歴
■2025年3月15日
・新規投稿
■2025年4月1日
・『乗車には自由席特急券が必要』項を追記
■2025年4月20日
・『列車別一覧表』に「始発駅」「終着駅」の駅名と時刻を追加