【自由席】東海道新幹線『ひかり』 全列車の自由席がある号車《2025年最新版》

目次

はじめに

東海道新幹線「ひかり」は、すべての列車に座席指定が不要な自由席が設定がされています。

この記事では、東海道新幹線「ひかり」の自由席がある号車を調べることができるようにまとめました。

また、「ひかり」をお得に利用できる方法も紹介しております。

東海道新幹線「ひかり」の自由席が何号車にあるかを調べるときにご利用ください。

運転区間

東海道新幹線「ひかり」は「東京~新大阪」で運転されています。

「東京~新大阪」全区間のほか、山陽新幹線の「岡山・広島発着」の「ひかり」も運転されています。

使用されている車両は、「N700系」と「N700S系」の16両編成です。

車内設備

N700系/N700S系(16両編成)

普通車自由席、普通車指定席、グリーン車があります。

1~7・11~16号車は普通車で、8~10号車はグリーン車です。

【モバイル用コンセントの設置】
■N700系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:窓側席と最前部・最後部の座席

■N700S系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:全席

S Work車両

7号車指定席はビジネスパーソン向け「S Work車両」です。

3人掛け席のうち、6A~10Cは、B席にパーティションを設置した「S WorkPシート」です。

「S WorkPシート」のご利用には追加額が必要です。

「S WorkPシート」の料金

「S WorkPシート」の利用には、普通車指定席の値段に1,200円が追加で必要です。
2025年5月15日(木)乗車分(4月15日(火)10時より発売開始)からは追加額が2,000円に変更されます。

ビジネスブース(N700S系のみ)

N700S系の7号車には「ビジネスブース」(有料・7号車利用の方専用のワーキングスペース)が設置されています。

設置場所は7号車と8号車の間のデッキ部です。

■ご利用方法・時間・料金などの詳細⇒《JR東海ホームページ》(https://railway.jr-central.co.jp/business-booth)でご確認ください。

■ビジネスブース搭載列車(N700S系)の運行予定⇒《本日の”N700S”運行予定・設備のご案内》(https://railway.jr-central.co.jp/pwd/_pdf/N700S.pdf

列車別一覧表

東海道新幹線「ひかり」は、新大阪寄りの【1~5号車」が自由席】に設定されています。

『1号車は新大阪寄りの先頭車両』と覚えておくとわかりやすいと思います。

下り(新大阪方面)

「自由席」欄の号車をタップ・クリックすると編成表を確認することができます。

号数自由席東京発新大阪着
ひかり5311~5号車名古屋
6:36
7:32
ひかり5331~5号車新横浜
6:00
8:13
ひかり5351~5号車名古屋
7:37
8:42
ひかり6311~5号車6:219:21
ひかり5011~5号車7:039:57
ひかり6331~5号車7:3310:27
ひかり5031~5号車8:0310:57
ひかり6351~5号車8:3311:27
ひかり5051~5号車9:0311:57
ひかり6371~5号車9:3312:27
ひかり5071~5号車10:0312:57
ひかり6391~5号車10:3313:27
ひかり5091~5号車11:0313:57
ひかり6411~5号車11:3314:27
ひかり5111~5号車12:0314:57
ひかり6431~5号車12:3315:27
ひかり5131~5号車13:0315:57
ひかり6451~5号車13:3316:27
ひかり5151~5号車14:0316:57
ひかり6471~5号車14:3317:27
ひかり5171~5号車15:0317:57
ひかり6491~5号車15:3318:27
ひかり5191~5号車16:0318:57
ひかり6511~5号車16:3319:27
ひかり5211~5号車17:0319:57
ひかり6531~5号車17:3320:27
ひかり6551~5号車18:0321:09
ひかり6571~5号車18:3321:27
ひかり6591~5号車19:0322:03
ひかり6611~5号車19:3022:18
ひかり6631~5号車20:1223:15
ひかり6651~5号車21:06名古屋
23:04
ひかり6691~5号車22:03名古屋
23:49
JR東海ツアーズ

上り(東京方面)

「自由席」欄の号車をタップ・クリックすると編成表を確認することができます。

号数自由席新大阪発東京着
ひかり6301~5号車名古屋
6:20
8:15
ひかり6321~5号車名古屋
6:43
8:42
ひかり6341~5号車6:119:09
ひかり6361~5号車6:429:42
ひかり6381~5号車7:1810:12
ひかり6401~5号車7:3610:42
ひかり6421~5号車8:1911:12
ひかり5001~5号車広島
6:20
11:42
ひかり6441~5号車9:1812:12
ひかり5021~5号車9:4812:42
ひかり6461~5号車10:1813:12
ひかり5041~5号車10:4813:42
ひかり6481~5号車11:1814:12
ひかり5061~5号車11:4814:42
ひかり6501~5号車12:1815:12
ひかり5081~5号車12:4815:42
ひかり6521~5号車13:1816:12
ひかり5101~5号車13:4816:42
ひかり6541~5号車14:1817:12
ひかり5121~5号車14:4817:42
ひかり6561~5号車15:1818:12
ひかり5141~5号車15:4818:42
ひかり6581~5号車16:1819:12
ひかり5161~5号車16:4819:42
ひかり6601~5号車17:1820:12
ひかり5181~5号車17:4820:42
ひかり6621~5号車18:1821:12
ひかり5201~5号車18:4821:36
ひかり6641~5号車19:2122:18
ひかり5221~5号車19:4822:27
ひかり6661~5号車20:2123:06
ひかり6681~5号車20:4523:29
JR東海ツアーズ

自由席の編成表

1~5号車が自由席

※編成表の画像をタップ・クリックすると拡大して表示できます。

東海道新幹線 ひかり 自由席
東海道新幹線 ひかり 自由席

乗車には自由席特急券が必要

自由席に乗車するためには、乗車券に加えてオプションとして『自由席特急券』や『特定特急券』が必要です。

自由席特急券の特徴

自由席特急券は座席が自由に選べる、という特徴がありますがそれ以外のメリット・デメリットをまとめました。

自由席特急券のメリット

自由席特急券のメリットです。

自由席特急券のメリット

①指定席特急券(通常期)から『530円引き』
②有効期間開始日の自由席がある列車はどれでも乗車できる

③自由席車両の好きな座席に座れる

①例えば「東京~新大阪」の場合、指定席特急料金(通常期・片道)は『5,490円』ですが、自由席特急券は『4,960円』となります。
往復の場合は『1,060円』とかなりお得になります。
なお、指定席特急券と異なり、毎日同じ値段です。

②乗車する日に有効な自由席特急券をお持ちであれば、「ひかり」以外にも「こだま」や「のぞみ」の自由席に乗車することができます。ただし、自由席特急券に記載されている区間に限ります。

③座席位置は指定されないので、『自由席』と表示された号車内の好きな座席を選ぶことができます。

自由席特急券のデメリット

自由席特急券にもデメリットはあります。

自由席特急券のデメリット

①必ずしも着席できるとは限らない
②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などは「のぞみ」の自由席が無くなる

①好きな座席位置を選べる反面、空席が無いと着席することができずにずっと立ちっぱなしになる可能性もあります。

②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの混雑する時期は「のぞみ」は全車指定席となり、自由席車両が無くなります。
これらの時期に自由席特急券を利用する場合は「ひかり」「こだま」の自由席を利用するか、あらかじめ指定席の予約をおすすめします。

特定特急券とは?

自由席に乗れる特急券を買った時、きっぷに『特定特急券』と記載されているのをご覧になったことがある、という方もいらっしゃると思います。

『特定特急券』とは、自由席特急券と効力は同じで、隣接する新幹線駅同士で自由席を利用する場合に必要なきっぷで割安に設定されています。

東海道新幹線では『870円』で買うことができます。
ただし、「新横浜~小田原」と「米原~京都」は距離が離れているため『990円』と値段が異なっています。

隣接していない駅同士でも特定特急券が使える

実は、隣接していない駅同士でも特定特急券が使える区間があるのです。

「東京~(品川)~新横浜」「三島~(新富士)~静岡」「静岡~(掛川)~浜松」「豊橋~(三河安城)~名古屋」の区間が該当し、これらの区間の特定特急券は『990円』です。

これらは、東海道新幹線の開業時はもともと隣の駅だったけど、あとから駅ができたため隣の駅ではなくなってしまった区間です。
上記の()の駅があとから出来た駅です。

2駅乗るけど1駅分の特急料金で済むのでお得ですね。

特定特急券で「浜松~名古屋間」を安く乗る

「ひかり」「こだま」の自由席限定ですが、この特定特急券を組み合わせることで、通しで買うより安く乗れる区間が出てくるのです。

それは、「浜松~名古屋間」です。

この区間内の駅は「浜松~豊橋~三河安城~名古屋」があり、「浜松~豊橋」と「豊橋~(三河安城)~名古屋」に分割して特定特急券を購入します。

「浜松~豊橋」は『870円』、「豊橋~(三河安城)~名古屋」は『990円』で合計『1,860円』となります。

「浜松~名古屋間」の自由席特急券を通しで買うと『2,530円』なので『670円』も安くすることができます。

乗車券も含んだ分割購入と通しで購入した場合の比較表です▼

きっぷの種類分割購入通しで購入
乗車券1,980円1,980円
特急券1,860円

【特定特急券】
《浜松~豊橋》
870円
《豊橋~(三河安城)~名古屋》
990円
2,530円

【自由席特急券】
《浜松~名古屋》
合計3,840円4,510円
浜松~名古屋 特定特急券 分割購入比較表

「乗車券」+「浜松~豊橋の特定特急券」+「豊橋~名古屋の特定特急券」の3枚をまとめて自動改札機に入れて通ることができます。

ちなみに、この方法は紙のきっぷでしかできないので券売機できっぷを購入する必要があります。(EX予約・スマートEXは不可)

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▼東京~新大阪間の日帰り往復料金比較(普通車利用)▼

座席種別料金
【EX旅パック】
日帰り
22,510円
25,340円
自由席27,740円
(片道13,870円)
指定席28,800円
(片道14,400円)

日帰りJR+宿どちらも観光はもちろん、ビジネスにも利用できます。

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東海道新幹線「ひかり」の時刻表

東海道新幹線「のぞみ」の自由席がある号車

東海道新幹線「こだま」の自由席がある号車

まとめ

東海道新幹線「ひかり」の自由席が何号車に設置されているかまとめました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

改訂履歴

■2025年3月19日
・新規投稿

■2025年4月1日
・『乗車には自由席特急券が必要』項を追記

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