はじめに
東海道新幹線「ひかり」は、すべての列車に座席指定が不要な自由席が設定がされています。
この記事では、東海道新幹線「ひかり」の自由席がある号車を調べることができるようにまとめました。
また、「ひかり」をお得に利用できる方法も紹介しております。
東海道新幹線「ひかり」の自由席が何号車にあるかを調べるときにご利用ください。
運転区間
東海道新幹線「ひかり」は「東京~新大阪」で運転されています。
「東京~新大阪」全区間のほか、山陽新幹線の「岡山・広島発着」の「ひかり」も運転されています。
使用されている車両は、「N700系」と「N700S系」の16両編成です。
車内設備
N700系/N700S系(16両編成)
普通車自由席、普通車指定席、グリーン車があります。
1~7・11~16号車は普通車で、8~10号車はグリーン車です。
【モバイル用コンセントの設置】
■N700系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:窓側席と最前部・最後部の座席
■N700S系
・〔グリーン車〕:全席
・〔普通車〕:全席
S Work車両
7号車指定席はビジネスパーソン向け「S Work車両」です。
3人掛け席のうち、6A~10Cは、B席にパーティションを設置した「S WorkPシート」です。
「S WorkPシート」のご利用には追加額が必要です。
「S WorkPシート」の利用には、普通車指定席の値段に1,200円が追加で必要です。
※2025年5月15日(木)乗車分(4月15日(火)10時より発売開始)からは追加額が2,000円に変更されます。
ビジネスブース(N700S系のみ)
N700S系の7号車には「ビジネスブース」(有料・7号車利用の方専用のワーキングスペース)が設置されています。
設置場所は7号車と8号車の間のデッキ部です。
■ご利用方法・時間・料金などの詳細⇒《JR東海ホームページ》(https://railway.jr-central.co.jp/business-booth)でご確認ください。
■ビジネスブース搭載列車(N700S系)の運行予定⇒《本日の”N700S”運行予定・設備のご案内》(https://railway.jr-central.co.jp/pwd/_pdf/N700S.pdf)
列車別一覧表
東海道新幹線「ひかり」は、新大阪寄りの【1~5号車」が自由席】に設定されています。
『1号車は新大阪寄りの先頭車両』と覚えておくとわかりやすいと思います。
下り(新大阪方面)
号数 | 自由席 | 東京発 | 新大阪着 |
ひかり531 | 1~5号車 | 名古屋 6:36 | 7:32 |
ひかり533 | 1~5号車 | 新横浜 6:00 | 8:13 |
ひかり535 | 1~5号車 | 名古屋 7:37 | 8:42 |
ひかり631 | 1~5号車 | 6:21 | 9:21 |
ひかり501 | 1~5号車 | 7:03 | 9:57 |
ひかり633 | 1~5号車 | 7:33 | 10:27 |
ひかり503 | 1~5号車 | 8:03 | 10:57 |
ひかり635 | 1~5号車 | 8:33 | 11:27 |
ひかり505 | 1~5号車 | 9:03 | 11:57 |
ひかり637 | 1~5号車 | 9:33 | 12:27 |
ひかり507 | 1~5号車 | 10:03 | 12:57 |
ひかり639 | 1~5号車 | 10:33 | 13:27 |
ひかり509 | 1~5号車 | 11:03 | 13:57 |
ひかり641 | 1~5号車 | 11:33 | 14:27 |
ひかり511 | 1~5号車 | 12:03 | 14:57 |
ひかり643 | 1~5号車 | 12:33 | 15:27 |
ひかり513 | 1~5号車 | 13:03 | 15:57 |
ひかり645 | 1~5号車 | 13:33 | 16:27 |
ひかり515 | 1~5号車 | 14:03 | 16:57 |
ひかり647 | 1~5号車 | 14:33 | 17:27 |
ひかり517 | 1~5号車 | 15:03 | 17:57 |
ひかり649 | 1~5号車 | 15:33 | 18:27 |
ひかり519 | 1~5号車 | 16:03 | 18:57 |
ひかり651 | 1~5号車 | 16:33 | 19:27 |
ひかり521 | 1~5号車 | 17:03 | 19:57 |
ひかり653 | 1~5号車 | 17:33 | 20:27 |
ひかり655 | 1~5号車 | 18:03 | 21:09 |
ひかり657 | 1~5号車 | 18:33 | 21:27 |
ひかり659 | 1~5号車 | 19:03 | 22:03 |
ひかり661 | 1~5号車 | 19:30 | 22:18 |
ひかり663 | 1~5号車 | 20:12 | 23:15 |
ひかり665 | 1~5号車 | 21:06 | 名古屋 23:04 |
ひかり669 | 1~5号車 | 22:03 | 名古屋 23:49 |

上り(東京方面)
号数 | 自由席 | 新大阪発 | 東京着 |
ひかり630 | 1~5号車 | 名古屋 6:20 | 8:15 |
ひかり632 | 1~5号車 | 名古屋 6:43 | 8:42 |
ひかり634 | 1~5号車 | 6:11 | 9:09 |
ひかり636 | 1~5号車 | 6:42 | 9:42 |
ひかり638 | 1~5号車 | 7:18 | 10:12 |
ひかり640 | 1~5号車 | 7:36 | 10:42 |
ひかり642 | 1~5号車 | 8:19 | 11:12 |
ひかり500 | 1~5号車 | 広島 6:20 | 11:42 |
ひかり644 | 1~5号車 | 9:18 | 12:12 |
ひかり502 | 1~5号車 | 9:48 | 12:42 |
ひかり646 | 1~5号車 | 10:18 | 13:12 |
ひかり504 | 1~5号車 | 10:48 | 13:42 |
ひかり648 | 1~5号車 | 11:18 | 14:12 |
ひかり506 | 1~5号車 | 11:48 | 14:42 |
ひかり650 | 1~5号車 | 12:18 | 15:12 |
ひかり508 | 1~5号車 | 12:48 | 15:42 |
ひかり652 | 1~5号車 | 13:18 | 16:12 |
ひかり510 | 1~5号車 | 13:48 | 16:42 |
ひかり654 | 1~5号車 | 14:18 | 17:12 |
ひかり512 | 1~5号車 | 14:48 | 17:42 |
ひかり656 | 1~5号車 | 15:18 | 18:12 |
ひかり514 | 1~5号車 | 15:48 | 18:42 |
ひかり658 | 1~5号車 | 16:18 | 19:12 |
ひかり516 | 1~5号車 | 16:48 | 19:42 |
ひかり660 | 1~5号車 | 17:18 | 20:12 |
ひかり518 | 1~5号車 | 17:48 | 20:42 |
ひかり662 | 1~5号車 | 18:18 | 21:12 |
ひかり520 | 1~5号車 | 18:48 | 21:36 |
ひかり664 | 1~5号車 | 19:21 | 22:18 |
ひかり522 | 1~5号車 | 19:48 | 22:27 |
ひかり666 | 1~5号車 | 20:21 | 23:06 |
ひかり668 | 1~5号車 | 20:45 | 23:29 |

自由席の編成表
1~5号車が自由席

乗車には自由席特急券が必要
自由席に乗車するためには、乗車券に加えてオプションとして『自由席特急券』や『特定特急券』が必要です。
自由席特急券の特徴
自由席特急券は座席が自由に選べる、という特徴がありますがそれ以外のメリット・デメリットをまとめました。
自由席特急券のメリット
自由席特急券のメリットです。
①指定席特急券(通常期)から『530円引き』
②有効期間開始日の自由席がある列車はどれでも乗車できる
③自由席車両の好きな座席に座れる
①例えば「東京~新大阪」の場合、指定席特急料金(通常期・片道)は『5,490円』ですが、自由席特急券は『4,960円』となります。
往復の場合は『1,060円』とかなりお得になります。
なお、指定席特急券と異なり、毎日同じ値段です。
②乗車する日に有効な自由席特急券をお持ちであれば、「ひかり」以外にも「こだま」や「のぞみ」の自由席に乗車することができます。ただし、自由席特急券に記載されている区間に限ります。
③座席位置は指定されないので、『自由席』と表示された号車内の好きな座席を選ぶことができます。
自由席特急券のデメリット
自由席特急券にもデメリットはあります。
①必ずしも着席できるとは限らない
②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などは「のぞみ」の自由席が無くなる
①好きな座席位置を選べる反面、空席が無いと着席することができずにずっと立ちっぱなしになる可能性もあります。
②年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの混雑する時期は「のぞみ」は全車指定席となり、自由席車両が無くなります。
これらの時期に自由席特急券を利用する場合は「ひかり」「こだま」の自由席を利用するか、あらかじめ指定席の予約をおすすめします。
特定特急券とは?
自由席に乗れる特急券を買った時、きっぷに『特定特急券』と記載されているのをご覧になったことがある、という方もいらっしゃると思います。
『特定特急券』とは、自由席特急券と効力は同じで、隣接する新幹線駅同士で自由席を利用する場合に必要なきっぷで割安に設定されています。
東海道新幹線では『870円』で買うことができます。
ただし、「新横浜~小田原」と「米原~京都」は距離が離れているため『990円』と値段が異なっています。
隣接していない駅同士でも特定特急券が使える
実は、隣接していない駅同士でも特定特急券が使える区間があるのです。
「東京~(品川)~新横浜」「三島~(新富士)~静岡」「静岡~(掛川)~浜松」「豊橋~(三河安城)~名古屋」の区間が該当し、これらの区間の特定特急券は『990円』です。
これらは、東海道新幹線の開業時はもともと隣の駅だったけど、あとから駅ができたため隣の駅ではなくなってしまった区間です。
上記の()の駅があとから出来た駅です。
2駅乗るけど1駅分の特急料金で済むのでお得ですね。
特定特急券で「浜松~名古屋間」を安く乗る
「ひかり」「こだま」の自由席限定ですが、この特定特急券を組み合わせることで、通しで買うより安く乗れる区間が出てくるのです。
それは、「浜松~名古屋間」です。
この区間内の駅は「浜松~豊橋~三河安城~名古屋」があり、「浜松~豊橋」と「豊橋~(三河安城)~名古屋」に分割して特定特急券を購入します。
「浜松~豊橋」は『870円』、「豊橋~(三河安城)~名古屋」は『990円』で合計『1,860円』となります。
「浜松~名古屋間」の自由席特急券を通しで買うと『2,530円』なので『670円』も安くすることができます。
乗車券も含んだ分割購入と通しで購入した場合の比較表です▼
きっぷの種類 | 分割購入 | 通しで購入 |
乗車券 | 1,980円 | 1,980円 |
特急券 | 1,860円 【特定特急券】 《浜松~豊橋》 870円 《豊橋~(三河安城)~名古屋》 990円 | 2,530円 【自由席特急券】 《浜松~名古屋》 |
合計 | 3,840円 | 4,510円 |
「乗車券」+「浜松~豊橋の特定特急券」+「豊橋~名古屋の特定特急券」の3枚をまとめて自動改札機に入れて通ることができます。
ちなみに、この方法は紙のきっぷでしかできないので券売機できっぷを購入する必要があります。(EX予約・スマートEXは不可)
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Point②:出発日前日まで購入可能&チケットレス!
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■日帰りの場合、通常料金の自由席よりも【5,230円】もお安く(約20%割引)利用することができます!(下記、料金比較を参照)
▼東京~新大阪間の日帰り往復料金比較(普通車利用)▼
座席種別 | 料金 |
【EX旅パック】 日帰り | 22,510円 ~25,340円 |
自由席 | 27,740円 (片道13,870円) |
指定席 | 28,800円 (片道14,400円) |
日帰り、JR+宿
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東海道新幹線「のぞみ」の自由席がある号車

東海道新幹線「こだま」の自由席がある号車

まとめ
東海道新幹線「ひかり」の自由席が何号車に設置されているかまとめました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
改訂履歴
■2025年3月19日
・新規投稿
■2025年4月1日
・『乗車には自由席特急券が必要』項を追記